東日本大震災で被害にあった方々にむけて
当プロジェクトは、「山口県にいても何かできる事ができないか?」と思う人々が集まり完全非営利で行っております。
■目的■
●主にサイトを通じて募金やイベントの告知など、個人や企業に関わらず応援する人を応援して支援される側とする側の橋渡しになる。
●山口県全体でまとまる事で大きな流れにしていき県全体が元気になる活動の支援。

■私達は直接募金を集めるなどの事は一切行いません。募金に関しては、団体・企業・店舗の皆さまの責任で行われます。
トラブルなどは当プロジェクトでは一切責任を負いませんので、予めご了承ください。

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2011年3月28日月曜日

募金先の行方。



ある経由より、東京に住まわれる本田さんという方とお話をする機会がありました。


是非、西日本では見る事聞く事が少ない状況をお伝えしたいと思い、


本田さんに、行動記録のまとめたものを送っていただきました。


是非、皆さんにみていただけたらと思います。




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この度の災害において、ほとんど報道されることのない茨城県について、


私が直接知り得た情報をお伝えさせていただきたいと思い、


メールさせていただきました。


17日に茨城県で企業や団体対象に支援物資を受け付けていることを知って


問い合わせをしたところ、ブルーシートや大人用オムツ、トイレットペーパー等


生活物資がかなり不足していると伺い、都内を駆け回ってブルーシート370枚と


オムツやトイレットペーパー等をかき集め、


18日に水戸の県立スポーツセンターに届けさせていただきました。


都内から配送業者を頼むと福島の原発の影響か


1週間はかかると言われましたので、自分で運ぶことを選択しました。


その日の夕方に県庁の支援物資担当の方とお話をさせていただきましたら、


今度は粉ミルクが県全体の物資配給拠点センターに


40缶しかなく困っていると言われました。


被災地でミルクすら飲めない赤ちゃんがいることを思うと


居ても立ってもいられず、また都内を廻り


19日、20日と2日間で500缶調達して届けさせていただきました。


救援物資用と言っても通常のお客さんと


同じように販売制限で1缶しか買えないお店が多い中、


西松屋様とスマイルドラッグ様だけは無制限に譲ってくださいました。


心から感謝致します。


20日の10時にセンターに到着した際には、


名古屋グランパスのサポーターの方々や、


大阪の中小企業の役員の方がトラックに多くの支援物資を調達して、


わざわざ遠路より届けてくださっていました。


そこから被災地に運ぶ車両が不足していると聞き、


皆でそこから支援物資を北茨城の被災地に運ばせていただきました。


大阪や名古屋から長距離を運転して届けてくださった上に、


皆当たり前のように北の被災地にまで配送の手伝いをしてくれました。


グランパスサポーターの方々は福島と長野にも物資支援をされたそうです。


本当に感動しました。


一関東人として、心からお礼を言わせていただきました。


北茨城は道路がひび割れ家屋や塀が倒壊している上に、


まだ毎日地震が発生しています。


アメリカの分析した福島原発の危険エリア80kmに入っている地域ですが、


そこに生まれ生きる住民の皆さんはお子さんも含め


皆さん不安の中で一生懸命生きてらっしゃいました。


避難されていない一般の家庭の方々も下水管が壊れてトイレの水が流せない方や、


日々の生活用品や日々の移動の為のガソリンもままならないと仰っていました。


多くの都民は災害備蓄用に買い漁っているようですが、


被災地の方々は反対にその日の生活すら賄えていない状態でした。


東北の被害が大き過ぎ、


茨城県の情報はほとんど伝わってきませんが、


茨城県内だけでも多くの方が避難生活を送られています。


ライフラインは復旧してきていますが、まだ様々な面で厳しい状況です。


下記に支援物資のお願いを記載しておきますので、参考にされて下さい。


岩手や宮城、福島は更に厳しい状況下にあると思われます。


私個人の力ではこの位のことしか出来ないので出来れば多くの方に知っていただきた
いと思い、メールをさせていただきました。


出来れば多くの方々と連携を取りながら


今回の被災者の方々が元通りの生活を取り戻すまで、


同じ日本人として継続的な支援をさせていただきたいと考えております。


今後も新しい情報が入りましたら、お伝えしていきたいと考えております。


皆様からも実施されている支援活動や、


メディアからではなく被災地からの直接情報等が御座いましたら、ご提供いただけると幸甚です。


ご提供いただいた情報につきましては、共有させていただきたいと考えております。


もしご迷惑をお掛けしてしまう場合は配信リストから外させていただきますので、


その際は恐れ入りますがご連絡をお願い致します。


被災者の方々に1日も早く心の平安が訪れることを、心からお祈り申し上げます。


今後とも宜しくお願い致します。


茨城県庁の物資支援に関する連絡先:茨城県保健福祉部 福祉指導課 029-301-3159


直接支援して頂ける方は、ナガイさんという方に私の名前を言っていただければ、


がスムーズだと思います。


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この本田さんと直接お話しさせていただきました。


「本田さんのされている事に頭がさがります。」


と私がいうと、


笑いながら 


「いえいえ、私も藤井さんとおんなじなんですよ。私もどうしていいのかわかりません。おんなじです。」


と言われていらっしゃいました。


ご本人は一言も口にされませんが、


実は本田さんはこの支援に何百万円もをかけていらっしゃる事を私は知っています。


そうしながら、原発の影響で危険とされる所に一人で物資を運んでらっしったのです。


ふと、私はそういう本田さんの様な方に支援をして、集めた気持ち(お金)がきちんと使われるようにしたい。


と、本田さんにそのような事をお伝えしましたら、(つまり、こちらで集めたお金を本田さんにたくすという意味)


「それは、無理です(笑)でも、ありがとうございます。どちらにせよもう少し様子をみましょう。」との事でした。


そんな本田さんの「藤井さんと一緒です。」は、私にはずっしりときました。


今日お話しされていたのは、


「東京でも水の買い占めで水が手に入りません。


でもそれはそれで僕はいいと思うのです。その方達が考えての行動であれば・・・」と


やはり優しくおっしゃっていらっしゃいました。 


一緒に考えてくれる方が一人でも多くなるといいなぁ。


そう思う今日この頃です。


募金をしてどこに一票を投じ、


そのお金がいつどこに流れどのように使われるか、見届ける事も必要だと思います。


あなたのお金は今どこにありますか?


ご意見お待ちしています。


PRAY FOR EAST from SANYO-ONODA 山陽小野田市の元気を東へ

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